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​更新日:2023/8/7

 自動運転の参考になりそうなリンクをまとめる。ついでに、物流系もまとめてしまおう。

​ カテゴリとしては、自動運転、物流再構築、ドローン、地域配送、Maasあたりか。

≪文書内アンカー≫

​■国関係

国交省関係

総務省関係

ニュース色々

​・オンデマンド交通サービス

​・物流ウイークリー

■自動運転関係

国交省の応募サイト

自動運転ラボ

自動運転関係企業

コスト関係の記事の検索結果

レベル 名称    運転主体 走行領域

0 運転自動化なし   人   適用外

1 運転支援      人   限定的

2 部分運転自動化   人   限定的

3 条件付運転自動化 システム 限定的

4 高度運転自動化  システム 限定的

5 完全運転自動化  システム 限定なし

 

自動運転のレベル分けとは?レベル0~5までを一挙解説

■物流再構築

​​・共同配送

トラックドライバーの時間外労働制限​(2024年問題)

【厚労省サイト】自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)

ドローン

小型無人機(ドローン等)の飛行レベルとは

飛行レベル1:目視内・操縦飛行
飛行レベル2:目視内飛行(操縦無し)
飛行レベル3:無人地帯での目視外飛行(補助者の配置なし)
飛行レベル4:有人地帯(第三者上空)での目視外飛行(補助者の配置なし)

​■スーパー運営

​〇買い物弱者対策

スーパー撤退後の対応例

■地域配送

​・生協

宅配、店舗、共済、福祉・介護、夕食宅配のサービスがある。宅配は週1回。その他、地域によってサービスの展開内容は異なる。「地域をつくる取り組み」として、地域に関わる。

㈱とくし丸

オイシックス・ラ・大地㈱の運営。所謂【移動スーパー】である。スーパーの超大型化&郊外化で、近所のスーパーが撤退し、日常の買い物に不自由している人たち(買い物難民)向けのサービス。

「買い物」は生活の中の「お楽しみ」でもあり、現物を「見て・触って・感じて・選んで」初めて本来の「買い物」と言えるのではないか。

・地域の「見守り隊」 ・ネットスーパーは年齢的にとてもついていけない。
・お弁当の宅配は一ヶ月もすると飽きてしまう。 ・宅配注文してからタイムラグが不満。
・送迎サービスは気を遣うし、時間を合わせるのが不便。

Maasとは

スーパー撤退後の対応例

​★地域運営のスーパーのハード整備として、コンテナハウスという選択肢は有効かも

【会社】

もっと知りたい!おすすめのコンテナハウス8社を徹底比較

三協フロンティア ※モバイルスペースは子会社のようだ 〇施工例 

コンテナワークス 〇施工例

コンテナハウス2040​ 〇施工例無人コンビニ 

≪自治体情報≫

・2023.4.22ースマホで便利に買い物、スマートストアあす開業 上士幌

NTTリリース 〇ほかの記事1 〇ほかの記事2

<主な特徴>
・地域の有力企業が提供している魅力のある商品を品揃え
・時間にとらわれず早朝や夜間でも利用可能な営業時間
・スマホのみで入店から商品選択、決済まで完結、密接・密集を避けた非接触の購買
・AIを活用した需要予測による廃棄ロス削減及び発注作業の効率化を目指した店舗運営

・平成27年頃ーマイクロスーパーの試験展開(国交省資料)

過疎地域では、規模や経費に見合う売上が確保できなく、店舗が消費者の満足のいく仕入ができない(⇒仕入難民)。更に過疎地では食品スーパーもCVSも出店せず、既存店舗も閉鎖に追い込まれている。全日本食品(株)では、マイクロスーパーという規模は小さくとも、生活時間帯ならいつでも利用できる「店舗」を全国に展開している。

〇島根県雲南市 〇茨城県久慈郡大子町

スーパー撤退
オンデマンド

オンデマンド交通サービス

≪説明≫

 オンデマンド交通サービス(以下「OD」)利用者のニーズに応じて柔軟に運行する乗り合いの公共交通サービスのこと。利用者の予約状況に応じて運行の有無、ダイヤ、経路を柔軟に設定できるため、路線バスのように一度に多くの利用者を運ぶ効率性とタクシーのように利用者の移動ニーズにきめ細かく対応できる利便性を兼ね備える。

 少子高齢化・過疎化に伴う路線バスの廃止や縮小が相次ぐ中、オンデマンド交通サービスは、利用者個々の移動ニーズに応えつつ、低コストで複数の人が同時に移動可能であることから、多くの自治体で導入が進んでいる。一方、地域が抱える移動に関する課題のすべてに適するとは限らないため、導入にはオンデマンド交通サービスの適性を踏まえた十分な検討が必要。

需要応答型で路線バスが抱える問題を解消
 ODは、需要応答型交通システム(DRT:Demand Responsive Transport)に分類される公共交通の一形態で、利用者のニーズに沿って柔軟に運行する利用者主導型のサービス。

 公共交通の主流である路線バス等の路線定期型交通は、運行経路、乗降地点、運行時刻があらかじめ決まっているが、ODは、電話やスマホ・アプリによる利用者の予約に応じて、運行時刻と路線を都度変更して運行する。一度に複数の利用者を運べる乗り合いのサービスであるため、ドアツードアの移動をタクシーよりも安価。


 ODは需要が少ない地域や需要が広範囲に分散する地域などに適しているため、路線定期型交通のデメリットを解消する手段として導入が拡大しているが、利用者1人当たりの運行経費は平均でみると高いため、ODの特性を理解して、地域の課題に合った方法で導入することが重要。

 ODには、運行方式、運行ダイヤ、発着地の組み合わせにより以下の運行形態がある。

(A)定路線型、(B)迂回ルート・エリアデマンド型、(C)自由経路ミーティングポイント型、(D)自由経路ドアツードア型─。


(A)は、路線バスに近く、多くが路線バスの代替手段として導入される。

(B)は、基本的に指定のルートで運行するが、追加で迂回ルートが設定してあり、予約に応じて迂回ルートを経由する。

(C)は、固定の運行ルートは定めず、予約に応じて運行エリア内に設定したバス停やバス停以外の指定乗降場所を最短経路で結ぶ。起点出発時刻もしくは終点到着時刻のいずれかを固定したダイヤか、運行時間内であれば需要に応じて随時運行する方法がある。

(D)は、運行ルートも乗降地点も定めず、運行エリア内で予約時に指定された地点のみを経由する最も自由度の高い運行方式。タクシーと同様にドアツードアの輸送を実現するため、原則として起点も終点も設定されない。
 

■ODのメリット

 (A)~(D)のすべての運行方式で共通するメリットは、予約がなければ運行しないため、需要がない場合の無駄な運行コストを削減できる。路線定期型交通の課題である“空気輸送”を解消する。とりわけ、(C)と(D)では、予約がある場合にも予約された乗降場所のみを経由することから、燃料費等の一層の削減が見込める。

 自由経路ミーティングポイント型と自由経路ドアツードア型は、固定の運行ルートを定めないため、交通空白地域を面的にカバーできます。そのため、利用者が分散する地域や過疎地などでも効率的な運行が見込めます。また、自由経路ドアツードア型は、タクシーのように利用者が乗降場所まで移動する手間をなくせる点もメリットです。自由経路ミーティングポイント型も、乗降場所を増やすことで、利用者の移動距離を減らす工夫が可能です。


短所

 サービスへの抵抗感です。利用には事前予約が必要で、アプリ等のITを活用した予約システムを導入する場合は、高齢化が進む地域では浸透しにくい。車両についても、路線バスより小型で相乗りに抵抗を感じる層も一定数いるでしょう。

 定時性です。定路線型以外の運行方式では、利用者の乗降場所や利用人数によって、運行ルートや停車回数が変わります。それに応じて、乗降場所や目的地への到着時刻が都度変動します。予約が必要な病院や鉄道の駅など、到着時刻に正確さが求められる移動用途では、敬遠される可能性があります。

 コストです。一定の需要を束ねられずに利用者が増えると、逆にコストが増大します。これは、利用者が増えても、相乗り率が低いまま運行車両が増加することで、運行経費が増大するためです。導入にあたっては、予約システムや予約を受けるオペレータ等の初期費用および運用経費がかかる点にも注意が必要です。

 国土交通省は、オンデマンド交通の4種類の方式の長所と短所を図3のように整理しています。


 OD導入が各地で進む背景には、路線バスの利用減少がある。路線バス事業者の99.6%が赤字となっているなど、経営は厳しい状況にあります。その結果、路線バスの廃止や事業者の撤退が相次いでいます。


 他方で、98年に施行された運転免許自主返納制度により、免許を保有しない高齢者が増加しています。近年、高齢ドライバーによる交通事故が社会的に注目されるようになり、高齢者自身の意識の高まりから返納率は増加傾向にあります。19年には75歳以上の免許返納者は35万件に上りました。路線バス縮小の波は、こうした高齢者の日常の足を直撃しています。現に、18年度に行われた「高齢者の住宅と生活環境に関する調査」では、「居住地域で不便や気になったりすること」の上位を移動に関する項目が占めています(図5)。内容も、「日常の買い物に不便」や「医院・病院への通院に不便」等、日常生活における柔軟な移動に対する要求が高いことがうかがえます。


 このようなニーズが追い風となり、オンデマンド交通は、中山間地域や集落散在地域、人口低密度地域など、地方部の交通空白地域を中心に導入が進んでおり、持続的な生活交通の確保策として注目を集めています。「令和4年(2022年)版交通政策白書」によると、13年度に311市町村であった導入自治体数は、20年度には573市町村にまで増加しています。

AIの活用でサービスの質を向上
 オンデマンド交通で近年主流となりつつあるのが、AI(人工知能)の活用です。利用者の予約に基づく乗車リクエストと移動需要予測から、最適な利用者の乗り合わせ、配車、運行経路をAIがリアルタイムで判断、指示します(図6)。AIを活用することで、人手では限界のあったデータを活用した効率的な運行を実現します。活用するデータはサービスにより異なりますが、利用者の乗降場所、道路の混雑状況、全車両の運行状況等の動的な情報から、地図情報、運行地域の地形、地域内の需要分布特性等の静的な情報まで多岐に渡ります。


 こうした技術により、利用者視点では、迅速な配車や目的地までの所要時間の短縮が見込めます。乗り合い人数による変動型の料金体系を採用するケースでは、乗り合い率が向上し、利用料金の低減にもつながります。自治体や事業者の視点では、乗車率および稼働率の向上により、利益率の改善が見込めます。さらに、ルート最適化によって走行距離の短縮や渋滞回避が見込めるため、運行コストの低減も期待できます。

 AIオンデマンド交通では、予約から運行まで一貫してシステムが担います。運行に関するすべてのデータが集約されるため、データの可視化が容易であり、運行状況の把握やサービス改善、精度向上に活用できます。一連のデータを活用して、オンデマンド交通をMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)プラットフォームの一部として提供しているサービスもあります。こうしたサービスでは、タクシーやコミュニティバスなど、オンデマンド交通以外の交通サービスとも連動し、交通サービス全体で最適化を図ります。そのほか、運行地域内の店舗や施設、周辺サービス等の地域ビジネスとも連携することで、集客・送客効果を高めるなど、地域活性化が期待できます。

 

 AIオンデマンド交通は、各地で実証実験が進んでいます。主要なサービスのうち、確認できるだけでも、23年1月時点で100を超える自治体が導入しています。


 オンデマンド交通は、地域の交通課題を解決する手段として、政府の政策に幅広く盛り込まれています。国土交通省が策定した「第2次交通政策基本計画」(21年5月閣議決定)では、「誰もがより快適で容易に移動できる、生活に必要不可欠な交通の維持・確保」を基本方針に掲げています。この方針に基づき、「地域公共交通の持続可能性の確保」や「質の高い、多様なモビリティの実現」といった政策を推し進めています。

 「地域公共交通の持続可能性の確保」では、持続可能な地域公共交通の実現に向け、自治体が中心となり、運送サービスの維持を図ります。過疎地などで収益性が確保できず、バス路線等の維持が困難と見込まれる場合には、公的支援の下でコミュニティバスやオンデマンド交通等の地域ニーズに適した輸送サービスを提供します。政府はこれらの輸送サービスを、地域住民だけでなく外国人旅行者を含む地域外の来訪者にとっても利用しやすい移動手段とし、観光による地域振興につなげたい考えです。

 「質の高い、多様なモビリティの実現」では、公共交通の維持・活性化などの地域課題を解決するため、利便性の高い移動環境の創出に向けたMaaSの全国実装を推進します。その際、AIオンデマンド交通や超小型モビリティ、シェアサイクル、グリーンスローモビリティ(時速20キロメートル未満で公道走行が可能な小型電動車)等の新たなモビリティサービスの導入、および混雑情報の提供やキャッシュレス決済などの活用を促進し、新たな利用者ニーズを取り込みます。

 こうした政策を円滑に推進するための法整備も進めています。20年には、「地域公共交通活性化再生法」(07年施行、19年改正)が一部改正されました(図7)。これにより、路線バス等の廃止に代わり、オンデマンド交通を含む新たなサービス提供事業者を自治体が公募により選定する「地域旅客運送サービス継続事業」が創設されました。


 同事業では、自治体を主体として策定した実施計画が国土交通大臣に認められた場合、法律上の特例措置を受けられます。たとえば、独占禁止法特例法により、従来はカルテル規制が適用されていた乗り合いバス事業者間の共同経営が認められます。また、補助金も設定されており、計画策定には500万円を上限に経費の2分の1、サービス事業の運行費には事業の総収支差の2分の1が補助されます。さらなる取り組みとして、路線バス等の交通事業者が、経営効率化に寄与するデマンド化やダウンサイジングを柔軟に実施できる制度の整備など、道路運送法(51年施行)の例外的な運用も視野に入れた制度拡充を検討しています。

 オンデマンド交通に関連する補助事業も充実しています。国土交通省は、「日本版MaaS推進・支援事業」を推進しています。同事業では、AIオンデマンド交通等の実装性が高いMaaSに関する取り組みやMaaS基盤の構築などに対して、事業費の最大2分の1を補助します。22年度は6事業が選定されています。また、経済産業省は、「地域新MaaS創出推進事業」を推進しています。同事業では、新たなモビリティサービスの社会実装および高度化に関する取り組みに対し、原則として1地域最大2000万円を上限に補助金を交付します。22年度は11地域を先進パイロット地域として選定しています。

 独自の補助事業を展開する自治体もあります。大阪府では、「大阪府AIオンデマンド交通モデル事業費補助金」を創設しました。生活の質を向上させるデジタルサービスの充実に向けて、AIオンデマンド交通の導入を支援します。この事業では、実証実験に関する経費の最大2分の1が補助されます。

 

■国や自治体が推進する補助事業の代表的な事例

(A)茨城県ひたち圏域(日本版MaaS推進・支援事業)
 茨城県ひたち圏域では、人口減少や高齢化で維持が困難となりつつある公共交通を存続させるために、AIオンデマンド交通をはじめとする新モビリティサービスの導入に関する実証を推進しています(図8)。この事業では、従来の公共交通を活用する方針で、既存の駅やバス停を起点とするラストワンマイルをオンデマンド交通でカバーします。アプリでは、オンデマンド交通とバス・鉄道をシームレスに同一経路上で検索できるほか、地域ビジネスと連携して店舗や観光施設のデジタルクーポンが発行できます。コロナ禍でありながら、アプリのダウンロード数が1171件、オンデマンド交通の利用者数が254人と、一定の成果を出しています。


(B)仙台市(地域新MaaS創出推進事業)
 仙台市では、要支援・要介護者の介護施設送迎にオンデマンド交通を活用する実証を行っています(図9)。同実証では、複数の福祉事業者がそれぞれ提供していた介護施設への送迎サービスを、一般社団法人がオンデマンド交通で一括提供します。同一エリアにおける施設送迎の重複を解消した上で、AIを活用したシステムで送迎計画の作成や配車、運行ルートの効率化を図ります。これにより、福祉事業者は低コストで送迎を委託できます。車両レスで事業運営が可能となることで、経費の削減や参入障壁を下げる効果も期待できます。このように、ビジネスとの掛け合わせで相乗効果を得るモデルも登場しています。


(C)堺市(大阪府AIオンデマンド交通モデル事業費補助金)
 堺市では、住民の高齢化が進むニュータウンの足として、オンデマンド交通の導入を実証しています。背景には、高齢住民のフレイル(心身の虚弱状態)化や起伏の激しい土地柄、若年層の転出超過に起因する鉄道やバスの定期輸送の減少により、地域住民に外出を控える動きが出ていることへの警戒感があります。実証では、AIで効率的な輸送を行う完全予約制のオンデマンド交通を導入し、地域住民の住居と駅を結びます。小回りの利くワンボックス車両の活用と各戸から半径100メートル以内を目安とする停留所の設置により、外出のハードルを下げ、移動需要を創出したい考えです。都市部においても高齢化の波が押し寄せており、オンデマンド交通を活用する動きが出てきています。

 ほかにも、オンデマンド交通の適切な導入に向けて、国土交通省が「デマンド型交通の手引き」や「デマンド交通導入ハンドブック」を公開しています。これらは、主に導入を主導する自治体向けに、オンデマンド交通の特徴や分類、留意点に加え、導入を検討する際の流れをまとめています。

持続的な生活交通の確保に向けた課題
 日本各地で実証が行われているオンデマンド交通ですが、本格的な普及には課題が残されています。

 一つは採算性です。オンデマンド交通は、図10のように、需要の大きさに応じて、路線バスなどの路線定期型交通と費用が逆転する分岐点があります。需要が少なすぎると乗り合い率が低下し採算を悪化させますが、需要が大きくなりすぎても費用負担の増大につながります。このため、地域の実情に合わせて、定量的に需要とコストを試算しながら導入を見極めることが重要です。


 収益を拡大するソリューションとして注目されているのが、MaaSです(図11)。オンデマンド交通を含む複数の交通手段に加え、目的地で展開する医療、福祉、観光といった交通以外のサービスと連携することで、収益の増加が期待できます。たとえば、移動先施設の予約と連動した移動手段の提供や交通・施設利用の決済が挙げられます。交通とビジネスが相互に連携することにより、域内移動の増加による地域経済の活性化など、副次的な効果も狙えます。そのほか、ダイナミックプライシング(変動料金制)の導入や、サブスクリプション(定額課金)サービスへの転換により、収益を改善する事例もあります。


 本格普及に向けたもうひとつの課題は受容性です。先述のように、オンデマンド交通を利用する際には、予約が必要です。従来の公共交通とはシステムが異なるため、利用者が受け入れやすい工夫が求められます。特に利用に事前登録を課した例では、利用者が増えず、見直しを迫られるケースが頻発しています。これは、登録に煩わしさを感じる層や、観光客などの日常的に使わない層が敬遠するためです。スマートフォンに不慣れな高齢者が利用しやすいように、街角や施設に予約端末を設置しているサービスもあります。このように、利用者目線に立つことが、普及促進の第一歩です。

〇既存の交通事業者からの反発

 タクシー業界の反発により、実用化が先送りとなった事例も存在します。これには、法制面が絡んでいます。オンデマンド交通を運行するためには、道路運送法に基づく一般乗合旅客自動車運送事業の「区域運行」の許可を得る必要があります。許可にあたっては、交通事業者などで構成する「地域公共交通会議」で合意形成を図ることが定められています。そのため、運行の実現には、関係者の理解が不可欠であり、既存交通とのすみ分けを意識したサービス設計が求められます。既存事業者との間でシェアの奪い合いが生じると、結果として、地域交通全体が弱体化する恐れもあります。

 普及に向けては、主導する自治体が移動需要や地域課題を正しく把握し、地域に合った方式を採用することが重要です。そして、導入して終わりではなく、住民の生活をより便利にする公共交通として、地域に根付かせなくてはなりません。

スーパー

スーパー運営

​★コンテナハウスという選択肢は有効かも

≪自治体情報≫

・2023.4.22ースマホで便利に買い物、スマートストアあす開業 上士幌

NTTリリース 〇ほかの記事1 〇ほかの記事2

<主な特徴>
・地域の有力企業が提供している魅力のある商品を品揃え
・時間にとらわれず早朝や夜間でも利用可能な営業時間
・スマホのみで入店から商品選択、決済まで完結、密接・密集を避けた非接触の購買
・AIを活用した需要予測による廃棄ロス削減及び発注作業の効率化を目指した店舗運営

≪その他≫

店舗DXをスーパーで行うには?具体例とメリットをご紹介

小売業でできるDXとは?活用例や成功事例・取り組む際に意識すべきことについても紹介

スーパーマーケットで推進されているDX化とは?

総務省

■総務省関係

自動運転時代の“次世代のITS通信”研究会

ドローン

​■ドローン

​【国の資料等】

​〇経産省のドローンモデル自治体

防災系以外で、以下のような事例がある。

・新潟市ードローンという成長産業を行政支援に留めず、ビジネスチャンスへ

・伊那市ー山間部の集落でも快適な日常の買い物を提供(KDDIリリース)(その他のリリース)※ヒット多し

・小谷村ー農地管理で始まったドローン活用を鳥獣害対策にまで拡大

・愛知県豊川市・新城市(東三河ドローン・リバー構想推進協議会)ー課題を同じくする隣接自治体で連携し、ドローンを活用した地域課題解決を推進

・那賀町ー土地の特性を活かしてドローンによる町おこしを実践

・南小国町ー災害時の運用を見据えて平時のドローン活用の幅を拡大

・大分県ードローンによる産業振興、ビジネス化、地域実装における利活用の推進

【全体的なニュース】

​〇2023.03.03-レベル4飛行でどう変わる?ドローン配達のメリットと課題を解説

2022年12月5日に航空法等の一部を改正する法律が施行され、今まで不可能だったレベル4飛行が解禁された。レベル4飛行は、有人地帯上空で補助者なし目視外飛行が可能。今まで、無人地帯での補助者なし目視外飛行は可能だったが、法律の施行により、各種要件を満たせば有人地帯でも目視外でドローンを飛行させることが可能。

■目視外での自動・自律飛行は、山沿いや河川など無人地帯でのみに限定されていたが、今回の航空法改正によって、有人地帯でも行える。

■レベル4飛行には3つの条件が必要。(国土交通省が運営する「無人航空機レベル4飛行ポータルサイト」参照)

1. 国土交通大臣から、機体認証を受けたドローンを使用する必要あり。レベル4飛行に耐え得る性能が認められる必要あり。機体認証には「第一種機体認証」と「第二種機体認証」の2つがありが、レベル4飛行は第一種の取得が必要。有効期間は1年で、毎年更新が必要。

2.操縦者も国土交通大臣からの技能証明を受け、腕前を認められた者に限定。技能証明には「一等無人航空機操縦士」と「二等無人航空機操縦士」の2つがあり、レベル4飛行には一等が必要。有効期間は3年で、以後更新が必要。技能証明の試験は、国指定の試験機関が行い、学科試験と実地試験、身体検査をクリアしなくてはなりません。ちなみに、国の登録を受けた講習機関の講習を修了した場合は実地試験が免除されます。

3.運航ルールには基本的な安全確保を目的とした「共通運航ルール」と、レベル4飛行限定の「運航管理体制」の両方を確認する必要があります。共通運航ルールには、以下4つの項目があります。● 飛行計画の通報● 飛行日誌の作成● 事故発生時の危険防止措置● 事故の報告

また運航管理体制は、運航形態に応じた安全対策やリスク評価を実施し、評価結果に基づくリスク軽減策を盛り込んだ飛行マニュアルを作成・遵守しなければなりません。

ドローン配達実用化の4つのメリット

①人手不足の解消
 物流業界ならではの人手不足や、山間部・離島といった過疎化地域での人手不足など、労働力の不足をドローン配達なら解消できます。

​②コスト削減
 現在の配達は最寄りの営業所に荷物が集まり、そこから各トラックに仕分けされて配達へと向かうが、ドローン配達は営業所から直接自宅まで配送できる。特に山間部、過疎化地域などで多くのトラックを抱える必要がなくなるので、トラックの維持費やドライバーの人件費などが少なくて済む。

③配達効率の向上
 ドローンは上空を移動できるので、道路や障害物などに左右されることなく、最短距離で配達先まで向かうことが可能。配達に時間もかかる山間部でも容易に配達できる。しかも自律飛行するため、自動で宅配可能で、置き配が主流になることで再配達も不要。

④交通渋滞の緩和
 ドローンによる配達が一般化すれば、トラックでの配達が減少するため、交通渋滞が起きにくくなる。配達トラックが減ることで、配達時の路上駐車も減少。住宅地をはじめとした、トラックの路上駐車によるトラブルも起きにくくなる。

レベル4飛行によるドローン配達の課題
安全面での課題

 何らかの事故や不具合で、ドローンや荷物が落下するリスクがゼロではない。例えば鳥との衝突や、電線への接触などの可能性が考えられます。万が一墜落・落下した先に、歩行者や車、建物などがあった場合、重大な事故やトラブルになる可能性があります。

②セキュリティ面での課題
 ドローンは基本的に自動で配達先まで移動するため、配達中や配達先で荷物が盗まれたり、壊されたりする可能性がある。悪意ある人物に狙われやすい。ドローン自体も破損・盗難の被害に遭うかもしれません。

③天候面での課題
 強風に煽られて制御を失ったり、雷に打たれて墜落したりと、上空を飛行するため天候による影響を大きく受けやすい。ドローンは悪天候時には使用できないので、安定的に配達することが難しい。

 

【自治体の記事など】

​◎和歌山県日高川町

山梨県小菅村
〇北海道上士幌町

2023.3.27ー北海道上士幌町で「SkyHub®︎」スタート – まずはデリバリー市場の拡大を図る

  その1 その2 その3
〇福井県敦賀市 その1 その2 その3 
〇千葉県勝浦市 その1 その2

〇山口県美祢市 その1 その2 

〇新潟県阿賀町 その1 その2 

神奈川県横須賀市

共同配送

■共同配送

※全てセイノー(本社岐阜県)関係の記事のようだ

≪企業サイト≫

​・セイノー情報サービス

​●プレゼン資料

エアロネクスト

エコアライアンス(株)

日通

≪ニュース≫

・2023.4.18ー2023年問題・2024年問題とは?~中小企業の労働時間と賃金について

■2023年問題    時間外労働時間に対する割増賃金率改定の中小企業への適用
■2024年問題    時間外労働時間の上限規制の適用業界の拡大

・2022.4.12ー独自の配送管理システムを開発するウィルポート、 セイノーと 「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム」を提供開始

・2022.2.1ーセイノー情報サービス/東大教授が共同輸配送実現への手法を解説

2021.11.9ーセイノーHDとエアロネクスト、ドローンによるオンデマンド配送、買物代行・配送代行サービスを開始

・2019.8.6ー佐川急便とセイノーが業務連携で基本合意、共同配送などで

≪その他≫

地方スーパーこそ導入すべき!地域密着型の買い物代行サービスの事例

​・物流を効率化する方法とは?必要性や国が推奨する取り組みも解説

物流構造改革!推進の一手として挙げられる共同配送とは?

共同配送とは

共同配送

ロジコム

ウルロジ

新しい道

ろじー

国交省

■国交省関係

≪補助金制度≫

自動車カテゴリ >>【自動運転・新技術の活用】 

自動運転の実証実験・実用化について

・R3「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)」

公募結果  ・公募開始 (公募資料等)

国土交通省自動運転戦略本部

 

搭乗型移動支援ロボット等

ドローンレベル4ポータルサイト

自動運転のレベル

​・車のレベルの説明

レベル0 運転者が全ての運転タスクを実施。-

レベル1 アクセル・ブレーキ操作またはハンドル操作のどちらかが、部分的に自動化された状態

レベル2 自動化アクセル・ブレーキ操作およびハンドル操作の両方が、部分的に自動化された状態。

     自動運転システムが(作動時は)全ての動的運転タスクを実施

レベル3 自動化特定の走行環境条件を満たす限定された領域において、自動運行装置が運転操作

     の全部を代替する状態。ただし、自動運行装置の作動中、自動運行装置が正常に作動

     しないおそれがある場合においては、運転操作を促す警報が発せられるので、適切に

     応答しなければならない。

レベル4 自動化特定の走行環境条件を満たす限定された領域において、自動運行装置が運転操作の

     全部を代替する状態。

レベル5 自動化自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態。

ドローンのレベルの説明

レベル1:目視内での操縦飛行   農薬散布や映像撮影など

レベル2:目視内飛行(自動/自律飛行)   空中写真測量やソーラーパネルの設置点検など

レベル3:無人地帯における目視外飛行   離島や山間部への配送、河川測量など

レベル4:有人地帯における目視外飛行   都市の物流や発災直後の支援など

■関係企業/自治体

≪自治体≫

・2023.3.7ー愛知県日進市・・・​参考になる資料が色々ある。

≪自動運転≫

BOLDLY

セネック

≪物流≫

​・

​・bird

生協とは

利用には、生協に加入し組合員になることが必要であり、その際に出資金が必要。

出資金とは、加入時に出資をお願いしている資金のこと。生協は組合員が手をとりあって、自らの願いをかなえる自主的な組織です。みんなが組合員になり、資金を持ち寄って利用・運営していることから、組合員みなさんに出資をお願いしています。出資金の額は生協によって異なります(おおよそ1,000円程度です)。出資金は、他団体における入会金や会費、寄付金などとは異なります。生協のあらゆる事業の元手になる資金として運用され、脱退時に払い戻されます。
ただし、生協の経営状態によって、払い戻しが減額される場合があります。

企業

自動運転ラボの記事

BOLDLY関係の記事

・2023.4.4ー自動運転レベル4、国内初認可!運転者を必要とせず

・2023.3.22ー移動革命!レベル4自動運転で「定路線運行」、10主体が計画

​・2023.3.17ーついに4月「自動運転レベル4」解禁!進化した道交法、要点は?

・2023.3.4ー福井「鉄道廃線跡」でドライバー不在の自動運転車が運行へ 国内初「レベル4」認可

 

 

 

2023.2.20ー【自動運転ラボ白書】必読!自動運転バス・シャトル/トラック最新動向

・2022.12.20-【国内版】2022年の「自動運転」10大ニュース!レベル4解禁へ

・2022.11.5-自動運転レベル4解禁、路線バスの「赤字地獄」に転機到来

≪概要≫

■レベル4解禁に向けた動き
 レベル4解禁には、道路交通法をはじめとした関係法などの改正が必要。2022年4月には、運転手の存在を前提としないレベル4走行を盛り込んだ改正道路交通法が国会で可決。警察庁は2023年4月の施行を予定。

 運転手不在で走行し、万が一の際などにも手動介入することなく自動で安全に停止することが可能な運行を「特定自動運行」と位置付け、都道府県公安委員会による許可制で公道走行を可能にする。

 許可を受けるには、特定自動運行計画の策定や特定自動運行主任者の選定などが必要。今回の改正法では自動運転バスなどの移動サービスやモノの輸送サービスなどが先行する。特に小型の自動運転バスが最有力だ。

■国が掲げる目標・・・2025年度までに40カ所以上で自動運転サービスを実現
 国土交通省と経済産業省は、無人自動運転サービスに関する目標として、以下を掲げている。

①地方部で2022年度を目途に限定エリア・車両でのレベル4サービスを実現
②地方都市でも2025年度までに多様なエリア、多様な車両に拡大して40カ所以上に展開
③都市間輸送を想定し、2025年度以降に都市間高速道路でレベル4自動運転トラックを実現
④大都市などの市街地で2025年ごろまでに協調型システムによりレベル4サービスを展開


 計画では、地方部の駅などの交通拠点から公共施設などへの2次交通手段として、遠隔監視システムを活用し3台以上の無人低速モビリティの実現を目指す。無人のサービスカーでは、乗客だけではなくモノの輸送や移動販売・オンライン診療といったサービスも提供する。

■レベル4で地方公共交通が変わる
自動運転が地方公共交通の収支を改善

 自動運転車は、移動サービスや輸送サービスの事業収益性を大きく改善する可能性がある。

 赤字前提で運行を続けている路線は非常に多いのだ。事業継続に向け収支を改善するには、当然だが収入を増やすか支出を減らすかしなければならない。収入面では、MaaSの観点から地域に合った利便性を生み出していくことが求められる。一方の支出面では、人件費に注目が集まる。バス事業において原価に占める人件費の割合は約55%。

 

〇運賃引き下げや路線拡大の可能性も
 無人技術によってコストを大幅圧縮し、事業に継続性をもたらすのだ。

 自動運転技術の導入により、事業に課題を抱えていた路線バスなどに継続性が見出されるほか、コスト低減分をサービスに還元し、運賃の引き下げや無料化を実施する事業者も出てきそうだ。また、サービス縮小ではなく拡大に向けた路線の統廃合なども行われる可能性が考えられる。

 

〇公共交通空白地域が減少、移住定住促進や産業振興の可能性も
 自家用車がないと移動困難だった地域においても「足」が確保され、運転免許を持たない子どもや高齢者らの移動を可能にする。運転免許を安心して返納できる社会環境に一歩近づく。

 将来、自動運転技術の高度化・普及が進み、運用やコスト面などの敷居が下がれば、スクールバスへの導入や観光地に向けたシャトルバスの導入、オンデマンドバスの導入など、さまざまな可能性が広がる。

 従来、交通が不便だったエリアと中心部などとの格差が縮まり、移住や定住を促進することもできる。また、人の移動が活発になれば、地域における経済活動も活発になり、産業振興につなげていくことも可能。

 

〇道路交通の在り方を見直すきっかけに

 初期の自動運転バスは、導入のしやすさ・安全確保の観点から比較的小型で低速走行するモデルが中心。路上駐車している車両の追い越しやバス停での停発車、交差点の通過など、ぎこちない動作を行うケースなども想定される。

 ただ、こうしたドライバーレスで比較的ゆっくり走行するモビリティは、将来の道路交通においてスタンダードな存在となる。車道を走行する自動運転バスに限らず、自動走行ロボットや自動運転可能なパーソナルモビリティなど、さまざまなモビリティが登場する可能性が高い。

 こうした未来を見据え、自動運転バスが停発車しやすいバス停の在り方をはじめ、軽車両の道路交通の在り方、自動運転モビリティを前提とした信号機の在り方、ターミナルなどのインフラの在り方、交通ルールそのものの在り方など、道路交通全般の在り方を見直す必要が遅かれ早かれ生じる。

 早い段階でさまざまな課題や可能性などを浮き彫りにし、次世代交通を確立したい。

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